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アビエイター [アメリカ映画(00s)]


The Aviator (2004)

今回は、実業家ハワード・ヒューズを描いた「アビエイター」を紹介します。監督は、マーティン・スコセッシ、主演は「タイタニック」のレオナルド・ディカプリオということ、そして製作をワインスタイン兄弟率いるミラマックス・ピクチャズが請け負い、撮影前から話題になりました。第77回アカデミー賞では、11部門にノミネートされ、結局作品賞(「ミリオンダラー・ベイビー」が受賞)、監督賞(クリント・イーストウッド「ミリオンダラー・ベイビー」)、主演男優賞(ジェイミー・フォックス「Ray」)の主要部門で受賞を逃すという残念な結果を残したことが印象的な作品となりました。

この映画を語る上で、まず語らなければならないのが、ハワード・ヒューズという人物です。海外では知名度が高いのですが、日本ではそれほどでもありません。彼は、大富豪の子供として1905年に生まれます。父親はビジネスマン兼発明家で、今でも使われている石油掘削機の先頭部分を開発しました。丁度、世界的に石油の需要が高まってきたタイミングだったので、この掘削機の販売も伸び、数年で巨額の富を築いたのです。そんな両親は、ハワードが16才の時母親が、18才の時父親が亡くなり、父親の築いた遺産が望むことなく転がり込みました。

ハワードは、父親の遺伝子を受け継ぎ、子供の頃から様々な発明をします。初めて話題になったのは、まだ小学生のときに発明したモーター付き自転車でした。彼は、発明に巨万の富を生む力があることをこの頃から悟っていました。
彼は、若い頃から飛行機、レーシングカー、ハム無線に興味を持ち没頭します。そして、テキサスからカリフォルニアに移り、もうひとつの夢であった映画制作に没頭します。当時、素人がいきなり映画制作を始めたので、ハリウッドのスタジオは金持ちの道楽だと馬鹿にしました。ヒューズは、制作した映画の全てを自己資金で制作します。しかし、1928年に制作した「暴力団」でアカデミー賞最優秀作品賞にノミネートされます。
そして次の作品「地獄の天使」(1930)では、監督としても活躍します。この映画は当時としては破格の100万ドルという巨費を投じて制作されました。ヒューズは、第一次世界大戦のパイロット達を描くため、90機近い本物の戦闘機を購入し、実際に戦闘シーンを撮影しました。誰もが「完成しない映画」だとか「回収できない赤字映画」とからかいましたが、このことが話題となり、映画は大ヒットします。結局「地獄の天使」は、制作費を回収するまでには至りませんでしたが、ハワード・ヒューズは、映画業界に名前を残しました。
次に制作した映画「ならず者」では、ワイヤーブラを開発し、主演女優の J・ラッセルに着用させました。これにより映画はセクシーなイメージが強くなり映画制作者協会と対立しました。これもまた当時のマスコミでは話題となります。
彼は、映画業界で確実に存在感を示すようになると、キャサリーン・ヘプバーンやエバ・ガードナーなど当時の女優達との浮名を流しました。
さらにヒューズは、資金難に陥っていたメジャー・スタジオであるRKOピクチャーズを買収し、ハリウッドのスタジオトップとしても活躍しました。

映画業界で、確固たる地位を築いた頃、ヒューズは、もうひとつの夢に向かって動きだします。それが飛行機です。1935年ヒューズ・クラフト社を設立し、飛行機を設計、製造しました。彼が開発した技術は現在でも使われているものが多数存在します。

1935年、ヒューズはH-1という飛行機を開発し、世界最速記録を樹立します。彼は、さらに記録を伸ばそうと試み、結果ガス欠で墜落事故を起こしました。あわてて墜落場所に向かったスタッフや記者に無傷の彼は「まだいける」と言ったそうです。当時、壊れた機体の前でスーツ姿のヒューズが話す姿がフィルムに記録されています。
1939年には、自らが飛行機を操縦し、わずか39時間で世界一周を成し遂げます。ヒューズは、最新鋭の飛行機と無線技術を使い世界一周を成功させたのです。このニュースは当時大々的に報道され、ニューヨークでは大規模なパレードが行われおおくの市民がヒューズを歓迎しました。

ハワード・ヒューズは、自分の設計した飛行機を操縦したり、世界一周を成し遂げたりして、一般の市民だけでなく世界中のパイロットから尊敬されました。それは、お金のためではなく夢に向かって挑んでいるからでした。

同じ年、彼は、アメリカでも大手の民間航空会社を買収します。おおくの人に空の旅の素晴らしさを伝えたかったのです。そして長距離旅行への情熱を注いでいきました。彼は、民間航空会社としては初めて気密されたプロペラ航空機「コンステレーション」をオーダーします。これにより飛行機の旅は一般人にとって楽なものになりました。高い高度を飛べるので、飛行機に乗るときに厚着をしなくて良いのです。そして酸素マスクも必要ありません。この技術は勿論現在の民間航空機でも使われています。さらに長距離路線を登場させ、歴史上初めて、航空機による旅行を実現化しました。
この航空会社は、TWAと名前を変え、パン・アメリカン航空と熾烈な競争を繰り広げました。

ヒューズは生涯で4回の航空機事故を体験し、そのうち3回は大惨事でした。
1946年には、自らが開発した校則偵察機の初フライト時に機体が故障し、ハリウッド近くに墜落してしまいます。普通なら故障が起きたらパイロットは緊急事態を宣言し、近くの飛行場に着陸します。このときもサンタモニカ空港に着陸できたはずですが、自分で故障の原因を確かめ、その問題点を解明したいという衝動が先に出てしまいました。この事故でヒューズは大けがを負いますが、入院中も飛行機への情熱を傾けます。
この事故でヒューズの人生は一転します。ヒューズは痛み止めの薬として使われたコデインという麻薬の中毒になり、その後死ぬまで使い続けていくのです。

ヒューズは、退院後、世界最大の木造航空機H-4 ハーキュリーズを完成させました。この航空機は巨大で誰もが空を飛ばないと馬鹿にしました。この機体は、巨大でそれまでの操縦システムでは飛行機を飛ばすことができませんでした。そこで、ヒューズは油圧を使った人口感覚システムを開発します。これは、今でも航空機や車で使われている技術で、わかりやすくいうと車のパワーステアリングのようなものです。1947年、ヒューズはハーキュリーズを自らが操縦して飛ばせました。これもまた当時大ニュースとなりました。
ヒューズは、ハーキュリーズの開発費を巡り、国会で証言を求められます。人生で最も窮地に追い込まれた瞬間でしたが、彼は持ち前の性格で逆に国民を味方に付けてしまいました。

ハワード・ヒューズという人は、このように派手な話題を次々と振りまき、当時は、大富豪というだけではなく、発明家、パイロット、映画制作者という多面的な顔を持ち合わせていたようです。

1968年、フォーチューン誌はヒューズの資産を13億ドルと推定、全米一の資産家となりました。この増え続ける資産とは対照的に彼自身の世界は狭まっていきました。

ヒューズは、コデインの影響で強迫性障害という精神病になってしまいます。50代になると、事業を行う気力もなくなり、会社は彼の部下が率いるようになります。会社の役員ですら、ヒューズの顔を見たことがないようになっていきました。本人は、ラスベガスのホテルに籠もり、誰とも会わなくなりました。このホテル移動では、ベッドに横たわったヒューズが無菌状態の部屋に運ばれたというニュースが報道され話題になりました。誰とも会わなくなったヒューズは、ホテルの部屋から指示を出し、TWAの売却益でラスベガスの大半の土地を購入したり、カジノ・ホテル、デザート・インを買収したりしました。その後、アカプルコのホテルに移り、体調が悪化、アカプルコからアメリカに戻る際に死亡します。

さて、やっと映画のお話です。
もともとマイケル・マン監督が企画していたこの映画、主役のハワード・ヒューズ役はジム・キャリーでした。しかしマン監督が「インサイダー」(1999)と「アリ」(2001)を監督しなければならず、「タクシードライバー」で有名なマーティン・スコセッシに監督依頼が来たのでした。「ギャング・オブ・ニューヨーク」で、アカデミー賞を逃したスコセッシ監督は、次回作で、もう一度アカデミー賞を狙いに行きます。主演は「ギャング・オブ・ニューヨーク」で意気投合したレオナルド・ディカプリオです。

若い頃、ヒューズの伝記を読んだことのあるディカプリオは、ヒューズのミステリアスで複雑な人間性に衝撃を受けたそうです。多面的な性格を持ち、人々を魅了したヒューズ。そして世界最大の飛行機を作り史上最高の制作費をかけ映画を制作、さらに世界中の美女との交友....すでにハワード・ヒューズという人物に興味を持っていたディカプリオのもとにスコセッシがヒューズ映画を作るという情報が入ったとき、直ぐに飛びつきました。ディカプリオは、綿密なリサーチを行い脚本に様々な意見を追加し、厚みを持たせました。主演というよりより製作者に近い立場でプリプロダクションに関わっていったのです。

この波瀾万丈なハワード・ヒューズという人物を映画にするのは、大変なことです。あまりにエピソードが多いヒューズをどう映画にするべきか、長い間議論が繰り返されました。スコセッシ監督とディカプリオは、ヒューズが一番生き生きしていた時代を描くことにします。それは、ハリウッドで「地獄の天使」を制作する頃からハーキュリーズの飛行を成功させるまでです。この時期の出来事を脚色しつつ映像化しました。そして、TWAとパンナムの攻防も取り入れます。

スコセッシは、この映画を当時の主流だった1.33:1(SDTVに近いサイズ)で撮影しようと試みましたが、現在の映画館ではビスタサイズでの上映がスタンダードになっているので、あきらめシネスコサイズを採用しました。
その変わり、撮影は、当時の色を出すため、かつて使われていたシネカラーとテクニカラーの現像色を再現して行われました。これにより30年代の華やかなハリウッドが映像化されています。

映画は、2004年にアメリカで公開され、スコセッシ監督作品としては初めて興行収入が100億ドルを突破しました。日本では残念ながらヒットしませんでした。これは、配給が松竹できちんとした宣伝がなされなかったこと、そしてハワード・ヒューズという人物が日本では有名でなかったことが考えられます。

映画は第77回アカデミー賞で、もっとも期待されていましたが、残念ながら主要な賞では受賞を逃してしまいました。
しかし、このことがバネになり、スコセッシ監督とディカプリオは、「ディパーテッド」(2006)で見事にアカデミー賞作品賞と監督賞を受賞しました。

その後:
ヒューズは飛行機事故で入院中、自動で起き上がれる構造のベッドを発明します。これにより、重傷で体を動かせることのできない患者が楽に食事を採れるようになりました。

ヒューズ・エアクラフトの全株式を使って設立したハワード・ヒューズ医学研究所は、現在世界第2位の医学研究財団となっています。

ヒューズ・エレクトロニクス社は、ヒューズが設計した人工衛星を事業化します。そして初めて月面に着陸した無人探査衛星サーベイヤーを始め、放送衛星を設計、運用しています。最近だと衛星放送(CS)はヒューズ社が開発したものです。

TWAは、世界の空を飛ぶ華やかな航空会社として60年代は憧れのエアラインでした。ヒューズは、TWA全盛時に社を保有していましたが、その後反トラスト法により、社を手放しました。当時は映画人脈を使っておおくのハリウッドスターが使うエアラインとしても有名でした。しかし1978年のカーター政権の時、航空業界の規制緩和が行われ収益が悪化します。そして、おおくの航空会社が倒産する中、TWAも経営が傾いていきます。そして2001年、遂にアメリカン航空に吸収されてしまいました。

ヒューズが買収したラスベガスのカジノホテル、デザート・インは、その後営業を終了、現在はウィン・ラスベガスがその場所に建てられました。今でもウィンの脇の道はデザート・ロードという名前です。

ヒューズの夢だった巨大飛行機「ハーキュリーズ」は、商品化されませんでしたが、1982年ロングビーチで展示された後、1995年にオレゴンの博物館へ移動、現在も見ることができます。

★文中のリンクは、過去の記事へのリンクです。

<マーティン・スコセッシ + ディカプリオの映画を購入>
ギャング・オブ・ニューヨーク

アビエイター 2枚組

ディパーテッド 特別版 (初回限定版)


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aranjues

噂には聞いてたハワード・ヒューズの劇的な人生をデカプリオが
熱演してましたね。
アカデミー書授賞式の記事にもコメントしましたが、今年のアカデミー賞
授賞式の最高の場面が監督賞だったように思います。ルーカス、
スピルバーグ、フランシス・コッポラ3監督のプレゼンテーターに
受賞したスコセッシ監督の4人がそろった舞台は壮観でしたね。
by aranjues (2007-09-30 15:20) 

DSilberling

aranjuesさん、こんにちは。
アメリカのアカデミー賞は、このあたりの演出が見事ですね。私も感動しました。スコセッシは私の大学の先生でもあるのでとても嬉しかったです。
by DSilberling (2007-09-30 15:32) 

coco030705

こんにちは。
ハワード・ヒューズという人は単に映画監督であっただけでなく、
発明家でもあったんですね。彼は発明とエンターテイメントという
ふたつの分野で世界に貢献した素晴らしい人ですね。
両親を早くになくしたのに、なんという見事な人生でしょう。
この映画は見逃していましたので、ぜひ見てみたいと思います。
by coco030705 (2007-09-30 16:28) 

チャッピィー

こんにちは。
ブログに訪問頂き nice! ・コメント有り難う御座いました。
凄い詳しい記事ですね・・ビックリです。
内容も解り易くて素晴らしいですね。
此からも宜敷お願いします。
by チャッピィー (2007-09-30 16:36) 

ハワード・ヒューズはいろいろなことをしているんですね。
成功した実業家と言うイメージが強いです。
映画も作っていたとはオドロキ。
by (2007-09-30 17:56) 

DSilberling

cocoさん、こんにちは。
そうですね、映画ではヒューズのほんの少しの断片を描いています。本人の人生は映画よりも幅があるんです。こんな人、歴史的にもそうおおくはいませんね。
by DSilberling (2007-09-30 17:58) 

DSilberling

チャッピィー さん、こんにちは。
これからも宜しくお願いします。
by DSilberling (2007-09-30 17:59) 

DSilberling

nekoさん、こんにちは。
ヒューズは、今我々が便利に生活しているおおくの機器を開発しています。私はやはり海外旅行と衛星放送が一番お世話になっているヒューズ発明品です。
by DSilberling (2007-09-30 18:00) 

かおり

なるほど!映画にしたようなドラマティックな人生ですね^^
ハワード・ヒューズと言う名前は知っていましたが
興味を持ったことはありませんでした
この記事を読ませてもらってとっても観てみたくなりましたよ♪
by かおり (2007-09-30 18:30) 

Kimball

ひょえー!!\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

「ハワード・ヒューズ」という名だけはよく聴いていましたが、
まさかここまで「すんごい」人だとは、今日、DSilberlingさんの
この記事ではじめて知りました!!
ありがとうございました!!

へへ、Wikipediaで誕生日を知ったのですが、
なんとまあ....だれかさんと一緒でした。\(^o^)/
日露戦争終戦の年、アインシュタイン先生の奇跡の年
ですね... 1905年...
by Kimball (2007-09-30 18:41) 

miniちび

マーティン・スコセッシ監督作品では
やはり“タクシードライバー”が一番強烈な印象があります。
“ディパーテッド”も先日観たばかりなのですが
あまり覚えていません。。。。。(^_^;
“アビエイター”面白そうですねー☆
今度観てみます !
by miniちび (2007-09-30 18:43) 

Silvermac

大変興味のある人物です。観てみたいと思います。
by Silvermac (2007-09-30 20:02) 

naonao

監督が変わって俳優も変わってと、もし変わらなければまた違ったテイストになっていたのでしょうね。ジムキャリー主役でもこの作品観てみたかった気がします。
by naonao (2007-09-30 21:11) 

chee

こんにちは
とてもとてもストーリーがわかりやすいですね。
楽しめました。
by chee (2007-09-30 21:16) 

DSilberling

青い花さん、こんにちは。
映画はヒューズの一番良い時代を描いていますよ。是非見てください。
by DSilberling (2007-09-30 23:12) 

DSilberling

Kimballさん、こんにちは。
彼は最終的に奇妙な行動ばかりが有名になってしまいましたが、実は偉大な発明家だったんですね。
by DSilberling (2007-09-30 23:14) 

DSilberling

miniちびさん、こんにちは。
私も「タクシードライバー」が一番好きです。この映画は話題になりましたがアカデミー賞が取れなかった意味も理解できます。
by DSilberling (2007-09-30 23:15) 

DSilberling

SilverMacさん、こんにちは。
是非見てください。私はDVDの特別版に入っているヒューズのドキュメントも同時に見ることをお勧めします。
by DSilberling (2007-09-30 23:16) 

DSilberling

naonaoさん、こんにちは。
そうですね、「ifもしも...」ジム・キャリー版はどうだったのでしょうか?
by DSilberling (2007-09-30 23:17) 

DSilberling

cheeさん、こんにちは。
映画はなかなか忠実に描かれていました。その後も映画化してほしいくらいです。
by DSilberling (2007-09-30 23:19) 

non_0101

こんばんは。
ハワード・ヒューズという人はこの作品で初めて知りました。
夢をかなえる力を持つ天才ですね!
発想力というか大胆なアイデアをどんどん出すことのできる凄い人で
かなりびっくりさせられたのを覚えています。
でも、何と言ってもディカプリオの鬼気迫るような演技が印象的でした☆
by non_0101 (2007-09-30 23:25) 

まだ見ていない作品ですが、DSilberlingさんの解説を読ませていただきますと 猛烈に 見てみたくなりますね。
by (2007-10-01 00:38) 

Labyrinth

DSilberlingさん こん!
いつもnice!をどうもありがとうございます。
かなりな長文ですが、興味津々で一気に拝読致しました!
これは劇場公開時に楽しみに観に行ったものですが、お客が疎らなのに吃驚した覚えがあります(苦笑)
ハワード・ヒューズの偉業もですが、彼の交友録にも興味が有りまして、映画で華やかな女優陣が出てきた時は、とても興奮しました!(笑)
おかげさまで? 何だかもう一度じっくり観てみたくなりました。
いつも為になるお話を、ありがとうございます。
by Labyrinth (2007-10-01 01:04) 

TaekoLovesParis

この映画見ました。長かったけど、ディカプリオが好演で、とても楽しめ
ました。
強迫性障害を起こしたときのディカプリオの表情は、見ている私まで辛く
なってしまうほど、迫真に迫っていました。映写室にこもってしまったり。
映画のヒューズが、Silberlingさんの記事を読んで、実際にはどうだった
のかわかって興味深かったです。最後に、TWAやラスベガスのホテルの
その後のことまで書いてくださっていたので、そうだったのね、と完結
できました。ヒューズは稀有な人だったことがよくわかりました。
by TaekoLovesParis (2007-10-01 01:09) 

DSilberling

non_0101さん、こんにちは。
ディカプリオは、相当リサーチして演技にのぞんだそうです。
話し方もそっくりです。
by DSilberling (2007-10-01 08:36) 

DSilberling

ANKOさん、こんにちは。
そうですか!この映画はヒューズのことを知ってから見たほうが面白いですよ。
by DSilberling (2007-10-01 08:37) 

DSilberling

Labyrinthさん、こんにちは。
長くなってしまいました。ヒューズを知らないで映画を見ると、なんとなく消化不良に陥るので、詳しく知って欲しかったのです。
by DSilberling (2007-10-01 08:38) 

DSilberling

Taekoさん、こんにちは。
映画では描かれていないヒューズのその後は、アメリカでは有名です。だからあえて映画ではカットしたのでしょう。この映画を見てヒューズの偉大さを知ったアメリカ人もおおかったと思います。
by DSilberling (2007-10-01 08:40) 

Zunko

それにしても。。いつもほんとに、お勉強になります。。Hughesは、アメリカでは有名ですが。。私は、彼がTWAを持っていた事も、ラスベガスのデザートインを持っていた事も知りませんでした。。TWAはニューヨークからパリス行きの飛行機が墜落したのが致命的だったのでしょうね。。

ディパーテッドは、去年のオスカーで凄く印象的だったのに、未だ見てないです(汗)。凄く見たくなりましたね。それよりも、Hughesの伝記を読みたくなりました。。

今回のこのご紹介と前回のご紹介で、かなりディカプリオ、見直しですね。。どうしてもタイタニックのイメージが強くて。でも去年のオスカーで、アルゴアと出てきて非常に環境問題に熱心に取り組んでると聞いてから、株があがってはいるですけどね、
by Zunko (2007-10-01 17:09) 

hal*

nice有難うございます。

私自身映画マニアですが、よくぞここまでご存知で!
この手の映画は背景が分かった方が面白いので非常に参考になりました。

映画自体はもうだいぶ前にみましたが、申し訳ないけど私にはディカプリオは時期早々だったのかもっていうのが否めませんでした。
ディカプリオがアカデミー賞とれないのは微妙に配役が悪いんでしょうね。

スコセッシ監督は嫌いじゃないんですが、伝記としては情報量が物足りなすぎる。

映画を見る前にこのブログを見たかったです。
by hal* (2007-10-01 17:26) 

サダー

すごいエピソードですね。スケールの大きさも。
(こういう桁外れのキャラクターって日本ではありえないかも・・・特に今どきは)
タイタニックの狂乱以後ディカプリオの作品はちょっと敬遠気味でしたが、
今度見てみようと思います。
ディカプリオはかつてのスコセッシ監督の相棒デ・ニーロになるでしょうかね。
by サダー (2007-10-01 21:57) 

花火師

ディカプリオはこの作品熱演でしたよねー
結構スキな作品です。
by 花火師 (2007-10-02 04:51) 

DSilberling

Zunkoさん、こんにちは。
TWAは、あの事故が致命的でした。TWAカラーの飛行機がなくなって寂しいです。
by DSilberling (2007-10-02 08:35) 

DSilberling

hal*さん、こんにちは。
映画を見る前に読んでいただき、少しでも映画の面白さを知っていただけると嬉しいです。
これからも宜しくお願いします。
by DSilberling (2007-10-02 08:36) 

DSilberling

サダーさん、こんにちは。
ディカプリオは、「タイタニック」に出演して後悔した時期もあったようでした。今は、環境問題にも積極的な良い俳優になりましたね。
by DSilberling (2007-10-02 08:38) 

DSilberling

花火師さん、こんにちは。
この映画、あまり褒める人がいないのですが、それほど悪くないと思います(笑)。
by DSilberling (2007-10-02 08:39) 

はじめまして。ご訪問&niceありがとうございました。
ちょくちょく訪問しますね。映画、お詳しいんですね!
映画観るときにぜひ参考にさせていただきます。
by (2007-10-02 16:45) 

ハワード・ヒューズさん自身がカッコイイ人だけに
ディカプリオ…もう一息!という感じが……
いえディカプリオもカッコいいのですが もう少し渋みがほしい。。。
とはいえ この映画 まだちゃんと見てないので 
是非最初からじっくり見てみたいです☆
by (2007-10-03 21:00) 

DSilberling

まっちょこさん、こんにちは。
これからも宜しくお願いします。
by DSilberling (2007-10-06 18:05) 

DSilberling

mompeliさん、こんにちは。
そうですね。私はデカプリオが歳をとったとき、続編を作って欲しいです。
by DSilberling (2007-10-06 18:06) 

Mimosa

はじめまして~。ブログ訪問&nice!ありがとうございました~♪
この実業家、ハワード・ヒューズ、私も存じませんでしたが、DSilberlingさんの解説がとても詳しくて、興味深く読ませていただきました!すごい人物ですね・・・☆映画も観たくなりました...♪
by Mimosa (2007-11-04 10:30) 

DSilberling

Mimosaさん、こんにちは。
ハワード・ヒューズという人物はとても面白く奥深いですね。
映画は、彼の一部分を切り取っていますが、是非見てください。
by DSilberling (2007-11-05 22:56) 

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