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第79回アカデミー賞 授賞式 2/2 [映画賞・映画祭]


The 79th Annual Academy Awards

前回に続きアカデミー賞授賞式を時系列で追いかけながら「アカデミー賞」を再発見します。
後半はいよいよ主要賞の発表です。


<撮影賞 : Achievement In Cinematography>
プレゼンターは、グイネス・パルトロウ。美しい衣装で登場です。
撮影賞とはカメラマンを讃える賞です。映画の構図などは監督が指示していると思われがちですが、実際はカメラマンが仕切っています。よって映画の印象は美術と共にカメラマンのセンスで大きく左右されるのです。アメリカ映画の場合、おおくは撮影監督システムがとられています。これによりカメラマンはカメラ自体と照明をコントロールしています。カメラマンは映像のトータルコーディネータなのです。
ノミネートは、「ブラック・ダリア」のヴィルモス・シグモンド、「トゥモロー・ワールド」のエマニュエル・ルベスキ、「イリュージョニスト」のディック・ポープ、「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・ナバロ、「イリュージョンVS」のウォリー・フィスターです。どの作品も映像が強く脳裏に焼きつく作品です。
受賞は、「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・ナバロ。あの微妙な照明と独特の撮影は素晴らしかったです。彼の「ナイトミュージアム」も撮影していますね。


<視覚効果賞 : Achievement In Visual Effects>
ナオミ・ワッツとロバート・ダウニー Jr.がプレゼンターです。ダウニー Jr.は視覚効果のことを実際には見えない不思議な映像を作り出す=90年代の私の見たイメージのようだと話していました。彼は90年代ドラッグにはまって幻想の世界を彷徨っていたからのネタです。ワッツは、「映画ではみんながそのような世界を体験できます」とフォロー。それが、視覚効果を作り出す人々のおかげです。
ノミネートは「パイレーツ・オブ・カリビアン」「ポセイドン」「スーパーマン・リターンズ」。「パイレーツ・オブ・カリビアン」のCGIを作る現場に私は訪れたことがあります。彼らは、今回の作業のために新しいアプリケーションを開発しデイヴィ・ジョーンズの蛸顔をCGで作り上げていました。さらに大量のクリーチャーをCGで加工していました。あまりにも膨大な作業に私はただただ驚かされました。同じく「スーパーマン・リターンズ」の現場では、限られた時間の中、人をCGで作り出すことに挑戦していました。実際おおくのショットがフルCGのスーパーマンとなっています。これらの映画の視覚効果については、日本語版でも発売中の「シネフェックス」に詳しく書かれています。
受賞は「パイレーツ・オブ・カリビアン」のジョン・ノール、ハル・ヒッグル、チャールズ・ギブソン、アレン・ホールでした。これは当然の受賞でしょう。あの視覚効果は久しぶりに興奮させられました。

●●●特集:外国映画賞50周年記念●●●
プレゼンターには、カトリーヌ・ドヌーブと渡辺謙。フランス人と日本人が登場したと言うことはアメリカ以外のセクションですね。渡辺謙は、英語がとても上達していました。彼は熱心に英語の勉強をしているそうです。既に母国語のように言葉を操っていました。
アカデミー賞に「外国語映画部門」が設立されて今年で50周年だそうです。今回はこの節目に「ニューシネマ・パラダイス」のジュゼッペ・トルナトーレ監督による短編が上映されました。「羅生門」「8 1/2」「ブリキの太鼓」「禁じられた遊び」をはじめ世界中で作られた優れた作品の断片を見事にまとめ上げていました。DVDで発売して欲しいくらいです。


<外国語映画賞 : Best Foreign Language Film>
続いてクレイグ・オーウィンとケイト・ブランシェットの登場です。
日本からも毎年外国語映画賞の候補が出品されていますが、まずは国内で政治的に作品が決まってしまい、なかなかノミネートまで至りません。これは日本サイドの悪しき習慣です。何とかして欲しいものです。
ノミネート作品は「アフター・ザ・ウェディング」(デンマーク)、「デイズ・オブ・グローリー」(アルジェリア)、「善き人のためのソナタ」(ドイツ)、「パンズ・ラビリンス」(メキシコ)、「ウォーター」(カナダ)です。
受賞は、「善き人のためのソナタ」(ドイツ)でした。ドイツは2回目の受賞です。


<助演女優賞 : Best Supporting Actress>
ジョージ・クルーニーが登場です。相変わらずダンディーで気の利いたジョークを使っていました。今、アメリカで最もプレイボーイと呼ばれる彼からの助演女優賞の発表です。
ノミネートは「バベル」のアドリアナ・パラッザ、「あるスキャンダルの覚え書」のケイト・ブランシェット、「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・プレスリン、「ドリームガールズ」のジェニファー・ハドソン、「バベル」の菊池凛子です。今年はこの賞は非常にハイレベルな戦いでした。誰もが素晴らしい演技を披露していました。
受賞は「ドリームガールズ」のジェニファー・ハドソン。話題性からいっても彼女は妥当でした。ゴスペル歌手だった彼女は、素直に神に感謝し、今は亡き家族に感謝する姿は涙を誘いました。菊池凛子は、次回に期待です。


<短編ドキュメンタリー賞 : Best Documentary Short Subject>
プレゼンターは、エヴァ・グリーンとガエル・ガルシア・ベルナル。貧困問題、障害者の問題、エイズ問題、短編ドキュメンタリーでは、話題にならない問題を映画を通して世界に伝える役目があります。このような地味なカテゴリーにもオスカーを与えるのはとても意義がありますね。
ノミネートは「The Blood of Yingzhou District」、「Recycled Life」、「Rehearsing a Dream」、「Two Hands」です。
オスカーは、「The Blood of Yingzhou District」中国のエイズ問題を告発する作品です。


<長編ドキュメンタリー賞 : Best Documentary Feature>
コメディアンのジェリー・サインフェルドがプレゼンターとして登場です。相変わらず長く焦点の定まらない彼らしいトークの後、ノミネート作品が紹介されました。「Deliver Us from The Evil」「不都合な真実」「Iraq in Fragments」「Jesus Camp」「My Country, My Country」。
受賞は「不都合な真実」。スタンディング・オベーションとなりました。この映画は数年後、意味のある映画になると確信します。ゴアに拍手!!あぁ、この人が大統領になっていたら.....


<アカデミー名誉賞>
クリント・イーストウッドの登場です。彼はアメリカでは売れなかったのでイタリアに行き、そこで西部劇に出演しました。「荒野の用心棒」など後にマカロニ・ウェスタンと呼ばれる作品です。その音楽を担当したのがエンリオ・モリコーネです。モリコーネは、現在に至るまでなんと400本を超える作品のスコアを担当しているそうです。誰もが知っている名曲も多く含まれています。アカデミー賞には5回ノミネート(「マレーナ」「バグジー」「ミッション」「天国の日々」「アンタッチャブル」)されていますが、まだオスカーは手にしていません。
舞台上では、彼の作品が映像と共に紹介され、セリーヌ・ディオンが歌を歌いました。

そして、エンリオ・モリコーネの登場です。今回は彼に名誉賞が授与されました。
会場の全員が起立し賞賛の拍手をしました。モリコーネはイタリア語でスピーチをしました。通訳はイーストウッドです。イーストウッドの事実上のデビュー作であるイタリア映画「荒野の用心棒」は、モリコーネの作曲家デビュー作でもあったのです。それ以来長いつきあいの二人がアカデミー賞の舞台でプレゼンターと受賞者として立っている姿は、伝説です。この時間を共有できただけでも私はとても嬉しかったです。


<楽曲賞 : Best Original Score>
ヒュー・ジャックマンとペネロペ・クルスがプレゼンターです。楽曲賞は、新たに書き下ろされたスコアです。映画のバックに流れるインストルメンタルの音楽を指します。
ノミネートは国際色豊かになりました。「バベル」「グッド・ジャーマン」「あるスキャンダルの覚え書」「パンズ・ラビリンス」「クイーン」のなかで受賞は「バベル」のグスターボ・サンタオラヤでした。今年は、ジョン・ウィリアムスのような派手な楽曲がノミネートされず、シンプルな曲が中心にノミネートされました。こういう通好みの作曲家が評価されるのは新しい傾向です。

●●●アカデミー協会の仕事●●●
ここで、手短にアカデミー協会が普段何をしているかについて会長であるシド・ガニスから紹介がありました。ハリウッドは映画の保存システムがとても進んでいることがわかりました。過去のフィルムをきちんと保管し閲覧できるようになっているのは勿論、映画のポスターなどもきちんと保管されています。また古い作品はレストア作業も行っています。こういう過去の作品を未来に残すという地味な行為を組織立てて行っているのはおそらくアメリカだけではないでしょうか。日本もこういうシステムを早急に作るべきですね。


<脚本賞 : Best Original Screenplay>
スパイダーマン」のテーマと共に登場したのはキルスティン・ダンストとトビー・マクガイアです。一般視聴者を忘れていない粋な演出です。
脚本賞とは、原作や原案がない脚本のことです。映画オリジナルなので、ストーリーも創作しなくてはいけません。よって、脚色賞とは違った難しい作業が伴います。
このセクションは、脚本家が実際に書いた脚本と完成した映像を合わせて紹介していきました。
ノミネートは「バベル」のギジェルモ・アリアガ、「硫黄島からの手紙」のアイリス・山下とポール・ハギス、「リトル・ミス・サンシャイン」のマイケル・アーント、「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ、「クイーン」のピーター・モーガンです。
オスカー像は、「リトル・ミス・サンシャイン」のマイケル・アーントに渡りました。脚本賞は例年、作品賞は取れないけれど優秀な作品が受賞するケースがおおくみられます。今回もまさにそういう作品が受賞しました。

●●●「ドリームガールズ」メドレー●●●
プレゼンターはジェニファー・ロペスです。
「ドリームガールズ」は1962年のモータウンサウンドの誕生を舞台にしています。当時の実話が20年後にブロードウェイでミュージカル化され、さらに25年後にハリウッドで映画化されました。その映画が今回8部門でノミネートされ、そのうちの3部門が音楽賞です。
ここでは、映画に出演したビヨンセと助演女優賞を受賞したばかりのジェニファー・ハドソン、A.N.ローズ、キース・ロビンソンによるメドレーが披露されました。演出は映画の監督です。
このメドレーは、誰もが聴きいってしまったはずです。とても素晴らしい歌声に心から感動しました。


<歌曲賞 : Best Original Song>
音楽に関わりの深いクィーン・ラティファとジョン・トラボルタが登場し、引き続き音楽関連の賞の発表です。
ノミネートは「不都合な真実」の" I Need to Wake Up "、「ドリームガールズ」の" Listen "、「ドリームガールズ」の" Love You I Do "、「カーズ」の" Our Town "、「ドリームガールズ」の" Patience"です。
受賞者は「不都合な真実」の" I Need to Wake Up "でした。3曲もノミネートされた「ドリームガールズ」が受賞できなかったのは意外でした。

●●●特集:ポートレイト・オブ・アメリカ●●●
プレゼンターはウィル・スミス。「コラテラル」「アリ」のマイケル・マン監督が編集した「映画から見たアメリカ像」の上映がありました。
自由の女神からはじまり、アメリカの歴史を描いた映画の名シーンが見事に編集されていました。
毎回思うのですが、この特集で上映される様々な映画のピースを集めた短編は、どこかで再上映されたりDVDで入手できないものでしょうか。非常にクオリティの高い作品です。


<編集賞 : Achievement In Film Editing>
ケイト・ウィンスレットの登場です。彼女は編集賞のプレゼンターです。
編集という仕事は地味なものですが、実は映画をどう観客に見せるかに関わるとても重要な仕事なのです。ただ台本に従って撮影されたフィルムをつなぎ合わせるのではありません。1コマ(1/24秒)を入れるべきか入れないべきか、スタッフで大議論になったりするほど微妙な表現を司っているのです。編集マンの裁量で映画のテンポが決まります。かれら特殊な感性が活かされて初めて観客は映画にのめり込むのです。
ノミネートは、「バベル」「ブラッド・ダイアモンド」「トゥモロー・ワールド」「ディパーテッド」「ユナイテッド93」です。
オスカーは、「ディパーテッド」のセルマ・スクーンメイカーでした。スクーンメイカーは、私の大学の先輩です。ちょっと嬉しいのですが、個人的には「ユナイテッド93」の編集がとても優れていると思いました。しかし残念ながら受賞は逃してしまいました。

●●●メモリアル・トリビュート●●●
プレゼンターは、ジョディ・フォスターです。毎年恒例の映画界が失った人たちの紹介です。
登場順:グレン・フォード、ブルーノ・カービー、アリダ・ヴァリ、ベティ・カムデン(Songwriter)、ジェーン・ワイアット、ドン・ノッツ、レッド・バトンズ、ジッロ・ポンテコルヴォ(Director)、ダレン・マクギャバン、リチャード・フライシャー(Director)、スヴァン・ニクヴィスト(Cinematographer)、ジョー・バーベラ(トムとジェリーなどのアニメ作家)、タマラ・ドブソン、グレチェン・ラウ(Set Designer)、ジェーン・アリソン、ゴードン・パークス(Director)、フィリップ・ノワレ(ニューシネマ・パラダイスのアルフレッド役で有名)、モーリン・ステイプルトン、ジャック・ワイルド、ヴィンセント・シャーマン(Director)、ジェームス・ドゥハーン(スタートレック)、今村昌平(Director)、カルロ・ポンティ(Producer)、ピーター・ボイル、ジェームス・グレノン(Cinematographer)、シドニー・シェルダン(Screenwriter)、ジャック・パランス、マコ・岩松、ジャック・ウォーデン、ベイジル・ポールドゥリス(Composer)、ヘンリー・バムステッド(Art Director)、ジェイ・プレッソン・アレン(Screenwriter)、ロバート・アルトマン(Director)
今年もおおくの才能が亡くなってしまいました。ご冥福をお祈りします。


<主演女優賞 : Best Actress in a Leading Role>
昨年、主演男優賞を受賞したフィリップ・シーモア・ホフマンが登場しました。いよいよメイン賞の発表です。
ノミネートは、「ボルベール」のペネロペ・クルス、「あるスキャンダルの覚え書」のジュヂ・デンチ、「クイーン」のへレン・ミレン、「プラダを着た悪魔」のメリル・ストリープ、「リトル・チルドレン」のケイト・ウィンスレット。
受賞は、大方の予想通り「クイーン」のへレン・ミレンでした。


<主演男優賞 : Best Actor in a Leading Role>
リース・ウィザー・スプーンがプレゼンターとして登場です。彼女が主演男優賞を紹介しました。
ブラッド・ダイアモンド」のレオナルド・ディカプリオ、「ハーフ・ネルソン」のライアン・ゴズリング、「ヴィーナス」のピーター・オトゥール、「幸せのちから」のウィル・スミス、「ラストキング・オブ・スコットランド」のフォレスト・ウィティカー。
受賞は、大方の予想通り「ラストキング・オブ・スコットランド」のフォレスト・ウィティカーです。彼は、今回の仕事ではなく長いキャリアを総合しての受賞でしょう。納得のいく結果でした。


<監督賞 : Best Director>
ジョージ・ルーカススティーブン・スピルバーグ、そしてフランシス・コッポラの登場です。なんと豪華な3人組でしょう。すでにこの3人が揃うことでこの映像は「歴史」となりました。80年代から現在までのハリウッドを支える監督です。
かつて、ジョージ・ルーカス、スティーブン・スピルバーグは、師である黒澤明にアカデミー賞功労賞を授与しました。あの時の感動が蘇ります。さて、この3人からオスカー像を受け取るのは誰なのでしょう。
ノミネートは、「バベル」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、「ディパーテッド」のマーティン・スコセッシ、「硫黄島からの手紙」のクリント・イーストウッド、「クイーン」のスティ−ブン・フリアーズ、「ユナイテッド93」のポール・グリーングラス。
オスカーは、「ディパーテッド」のマーティン・スコセッシでした。無冠の帝王が遂にオスカーを手にしました。プレゼンターと抱き合うスコセッシは「Thank you !」を連発して本当に嬉しそうでした。今回の受賞は、長い長いスコセッシのキャリアを鑑みての評価でしょう。この受賞は、今回のアカデミー賞で一番盛り上がった瞬間ではないでしょうか。
ニューヨーク・アクセントで話しまくるスコセッシ。私の先輩であり師である彼が受賞できて本当に嬉しかったです。
舞台袖で待っていたジャック・ノコルソンと抱き合うスコセッシも格好良かったです。


<作品賞 : Best Motion Picture>
プレゼンターはダイアン・キートンとジャック・ニコルソン。憎いキャスティングです。
作品賞は、プロデューサー賞でもあります。受賞した場合、舞台には監督ではなくプロデューサーが登壇します。映画はプロデューサーが統括していますので、作品賞のオスカーはプロデューサーが受け取るわけです。
ノミネートは「バベル」「ディパーテッド」「硫黄島からの手紙」「リトル・ミス・サンシャイン」「クイーン」です。
オスカーは「ディパーテッド」に渡りました。やはりここはハリウッドです。アメリカ映画に賞を渡すのはある意味当然のことでしょう。

アカデミー賞は、どのように決まるのでしょう。皆さんはご存じでしょうか。実はアカデミー会員は全ての賞に投票する権利を有しているわけではありません。監督は監督賞、撮影は撮影賞に投票するのです。プロデューサーは作品賞に投票します。各自が経験している仕事が対象の作品に投票するシステムです。メリットは、よくわからない仕事に票を投じるということがないことです。これにより正しい投票が行われます。デメリットは、知り合いや友人、尊敬する人に投票してしまうという問題がおこることです。
今回の授賞式は、言い意味でも悪い意味でも、システムの影響が現れた結果となりました。国際色豊かなノミネートにも関わらず、若干身内寄りの結果となったのはこの影響ですね。

今回は「グリーン」がテーマでした。会場に来たおおくのセレブリティはプリウスに乗っていました。そして「不都合な真実」とゴアが注目されました。授賞式自体も省エネ進行でした。

さて、来年はどんな作品がノミネートされ、どんなドラマが見られるのでしょう。
今から楽しみです。



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コメント 22

長編ドキュメンタリー賞は、予想通り「不都合な真実」の受賞。
予告編しか見ていませんが、とても心をひきつけました。
アカデミー賞の選び方は仕組みが想定外でした。
どう見ても身内より・・・
by (2007-02-28 06:59) 

DSilberling

nekoさん、こんにちは。「不都合な真実」は、必見の映画ですよ。今後の生き方が変わります。
by DSilberling (2007-02-28 09:55) 

かおり

内容ぎっしりで読むのがタイヘンでした~♪
いちばん気になったのは”特集:外国映画賞50周年記念”
DSilberlingさんがDVDで出して欲しいとおっしゃったくらいの
すばらしい短編、気になります^^
主演女優賞のヘレン・ミレン演じる「クィーン」観たいですね
あの事件については自分たちでもあれこれいろんな推理や想像を
していましたので作品にはどう描かれているのか気になります。
観たい映画が今、けっこうあるのになかなか出かけられません
こんな記事を見るとワクワクするんですけどね~♪
by かおり (2007-02-28 10:46) 

たいちさん

昨夜は、ゆっくりWOWOWで授賞式を観ました。長年の歴史を感じさせる演出でしたね。感激しながら一場面一場面に見入っていました。
2月6日に大胆予想して、「ディパーテッド」を的中させたことに、自己満足しております。詳しい説明を有難うございました。
by たいちさん (2007-02-28 14:15) 

non_0101

こんばんは。
視覚効果賞のプレゼンター、ロバート・ダウニー Jr.のお話は面白いですね~
こういうユーモアがあるのも、授賞式の面白いところですね!
それにしても「ディパーテッド」の作品賞は、ちょっと予想外でした(^^ゞ
by non_0101 (2007-02-28 23:20) 

DSilberling

青い花さん、こんにちは。
そうですね、このシーズンは見たい映画が増えますね。
「クイーン」早く公開して欲しいです。
by DSilberling (2007-02-28 23:24) 

DSilberling

たいちさん、こんにちは。
ディパーテッドは、誰もが予想していなかったので、驚きでした。
的中、おめでとうございます。
by DSilberling (2007-02-28 23:25) 

DSilberling

nonさん、こんにちは。
ユーモアがあるのは、いかにもハリウッドですね。
こういうセンスは日本人にはないですね。
by DSilberling (2007-02-28 23:29) 

ジジョ

後半も楽しく読ませていただきました☆
各賞の説明が、わかりやすくて勉強になりましたー。
個人的にはフォレスト・ウィティカーの受賞がうれしかったデス☆
公開したら見に行ってきます!たのしみ♪
by ジジョ (2007-03-01 01:30) 

花火師

ふー読み終えました。
濃い内容に感激しています
by 花火師 (2007-03-01 01:45) 

DSilberling

ジジョさん、お疲れ様でした。ウィティカーは、遂に評価されましたね。今後の彼にも期待です。
by DSilberling (2007-03-01 08:49) 

DSilberling

花火師さん、お付き合いありがとうございました。
満足していただけたでしょうか?
by DSilberling (2007-03-01 08:50) 

びっけ

すごく読み応えのあるレポートで感激しました。
個人的には今回、フォレスト・ウィティカーがオスカーを授与されたことが私も嬉しかったです。鶴瓶師匠もさぞ喜んでいることでしょう・・・?
アカデミー賞の選考方法については、
>監督は監督賞、撮影は撮影賞に投票するのです。
ちょっと意外でした。
DSilberlingさんが書かれていらっしゃるように、公平なようでいて身びいきもありそうですね。
by びっけ (2007-03-01 23:54) 

みっちゃん 

DSilberling さま、ありがとう。

今回のすごいレポート力ですね。
by みっちゃん  (2007-03-02 00:06) 

DSilberling

びっけさん、こんにちは。
映画賞は、投票に様々な方式が取り入れられているので、各賞に特色が出ますね。日本の映画賞は、語るに足らない酷いシステムが採用されています。とても残念なことです。
by DSilberling (2007-03-02 10:10) 

DSilberling

みっちゃんさん、こんにちは。
来年も頑張りますね!
by DSilberling (2007-03-02 10:11) 

DSilberling

mirotseさん、こんにちは。
来年もがんばりますね。
by DSilberling (2007-03-06 17:54) 

Labyrinth

またしても素晴らしいレポートどうもありがとうございました。
プレゼンターに関するDSilberlingさんの “一口メモ?” はとても興味深くて、特に楽しく拝見しました。
興味はあっても、残念ながら その模様を見られなかった私ですが
こちらで全容を見届けたような気にさせて頂きましたわ~(^^)Y
毎度ありがとうございます。 また宜しくお願い致しますね~。
by Labyrinth (2007-03-12 16:48) 

DSilberling

Labyrinth さん、ご訪問ありがとうございます。
イメージできましたか?アカデミー賞は結果だけでなく、内容自体がおもしろいんです。来年もがんばりますね。
by DSilberling (2007-03-13 00:07) 

coco030705

楽しい記事をありがとうございました。
読んでいくうちに、自分が会場の天井あたりから、
授賞式を眺めているような気になりました。(^^)
アカデミー賞の投票はその専門家によって、専門の部署に
投票されるんですね。始めて知りました。
マーティン・スコセッシの、リメイクでの作品賞受賞はちょっと疑問がありましたが、人間がやっていることなので、自国寄りになるのも最もかもしれないと思いました。BS放送が楽しみです。
by coco030705 (2007-03-13 10:10) 

DSilberling

cocoさん、こんにちは。
今回のwowowは、MCがかなりひどく、映画ファンとしてはとてもがっかりした番組でした。NHKで見るのがベストだと思います。
作品賞はリメイクでも素晴らしければ評価されると思います。「ディパーテッド」は、頑張っていたほうでしょう。
by DSilberling (2007-03-13 22:22) 

aranjues

監督賞は壮観でしたね。プレゼンター3人そろい踏みの所へスコセッシ
の受賞で4人がステージに並んだ姿、最高の見せ場でした。
歌曲賞はホントに意外。あれだけ前ぶりまでしっかりやって当然
ドリーム・ガールと思いましたが、、。
ニコール・キッドマン、、綺麗でした~~。
by aranjues (2007-09-24 00:04) 

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