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第79回アカデミー賞 授賞式 1/2 [映画賞・映画祭]


The 79th Annual Academy Awards

アカデミー賞の素晴らしさ、それは舞台の演出にあります。報道ではどうしても受賞作品にフォーカスしてしまいますが、実は授賞式自体が素晴らしいエンターテイメントとなっています。今回も、昨年に続き授賞式の模様を中心にアカデミー賞を再発見します。

<オスカーナイト>
アメリカでは、アカデミー賞は国の一大イベントです。この日はおおくの人が家で家族や友達とTVを見ます。TV各局は数日前からアカデミー賞についての特集を組んだり、かつての受賞作を放送したりして盛り上がります。中でもケーブル局のE!チャンネルは、授賞式の前後にかなり詳しい情報番組を放送して人気を博しています。さて、ホスト局であるabcの授賞式直前番組はどんな内容だったのでしょう。
今年の授賞式前の特番「オスカーナイト」には、「ハッピーフィート」のペンギンたちがアカデミー賞について話すCGアニメのオープニングが付いていました。ペンギンたちはアカデミー賞について話します。ペンギンは、海を泳ぎサンタモニカへ。そこにはカーズや様々な映画の登場人物が現れます。そして皆で車に乗るとそこはハリウッドです。
こんな楽しいオープニングに続いて、授賞式に集まった人々のインタビューが続きました。さすがホスト局だけあってひととおり有名人のインタビューを放送していました。
こんなレッドカーペットの中継が授賞式を盛り上げる前菜のようになっているのです。
さあ、世界中で10億人以上が見ているアカデミー賞がはじまります。

<オープニング> 
今回のオープニングは、とてもシンプルでした。
白バックのシンプルなセットにノミネートされた人々が出てきてきます。自分について、ノミネートについて、それぞれが様々なことを話します。皆が知っている有名人、顔を見たことのないスタッフ、皆、今回のアカデミー賞にノミネートされている人々です。映画というのは、出演者だけでなく沢山の個性的な人々が作り上げているのです。このオープニング・ムービーはシンプルですが、映画に携わるスタッフ&キャストが同レベルで頑張っていることがわかる趣向です。
会場であるLAのコダックシアターには、昨年度映画界で活躍したスタッフ&キャストが揃いました。マーティン・スコセッシ監督、菊池凛子、渡辺謙、ウィル・スミス.....昨年のハリウッドを代表する面々が着席しています。

今回の司会はエレン・デジェネレス。彼女は、このアカデミー賞の司会を今回初めて担当します。彼女は登場して、アカデミー賞の司会をするのが夢だったことを熱く語りました。おそらく子供の頃からこの舞台に立ちたいと思っている人は沢山いると思います。その舞台を踏んだ当事者がアカデミー賞に対する思いを話すことは、79年続くアカデミー賞の価値を高めました。
そして彼女は、今回の授賞式の傾向について話をしました。今回は例年になく海外の作品や人々が帰依していることを強調していました。受賞席にも様々な人種が座っています。このようにハリウッドは柔軟に世の中の流れに乗ってきたのです。
続いて、今回授賞式に来ている人々にフォーカスします。助演女優賞にノミネートされたジェニーファー・ハドソン。彼女はアメリカで人気の「アメリカン・アイドル」で優勝しなくてもこの席にいること。大統領になれなかったアル・ゴアもここにいること。そう、挫折を経験しても誰もがアカデミー賞レースに参加するチャンスがあることをさりげなくアピールします。

こんな簡素なオープニングはここ数年来なかったのではないでしょうか。この理由は後で明かされます。


<美術賞 : Best Art Direction>
まずはじめは美術賞からです。プレゼンターは、ニコール・キッドマンとダニエル・クレイグ(007の新ジェームス・ボンド役)です。
美術というのは、あまり目立たないかもしれませんが映画においてはとても重要です。映画の世界観を構築しているのは美術だからです。美術スタッフがいなければ、映画の雰囲気は表現できないのです。
ノミネートは「ドリームガールズ」「グッド・シェパード」「パンズ・ラビリンス」「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」 「イリュージョンVS」。
受賞は「パンズ・ラビリンス」のエウヘニオ・カバレロ(美術監督)とピラール・レブエルタ(装飾)でした。彼らは初のノミネート&受賞です。納得の受賞です。


<技術賞>
プレゼンターはマギー・ギレンホール。技術賞は毎年、この授賞式とは別に式典が催されます。技術とはあまり目立たない部門かもしれませんが、実は映画にとって非常に重要なのです。皆さんが映画館に行くと、目にするスクリーンやスピーカー。これらの上映設備は日進月歩で良くなっています。数年前のものとは全く違う美しい映像や音響を再現してくれるのです。映画には合成がつきものです。かつては合成をすると線が見えました。しかし現在の映画はどこまでが合成なのか全くわかりません。このように映画を我々が楽しむために日々新しい技術を開発している人々がハリウッドには沢山いるのです。技術賞は、このような普段映画のバックヤードのさらに奥で研究している人たちを賞賛するものです。
今年はレイ・フィニーという合成技術を開発した人に賞が授与されました。

●●●幕間●●●
今年は、すべてがシンプルに演出されていました。舞台にはスクリーンが接地され複数の人(ピロポラスという団体)の影によって影絵のように様々なアイコンや映画の一シーンが作られました。これが見事でした。素晴らしい発想です。


<メイクアップ賞 : Achievement in Make UP>
ジャック・ブラックらが短いコメディ・ミュージカルを披露。開場は大爆笑です。レオナルド・ディカプリオ、ピーター・オトゥール、マーク・ウォルバーグなどがやり玉に挙げられました。その中のジョン・C・ライリーが客席から参加。見事な歌を歌いました。この3人がプレゼンターです。
メイクアップとは、映画の中で役者に施される特殊メイクのことです。基本はラバーを用い、役者を狼男にメイクしたりします。今回はとても優れた3本「アポカリプト」「もしも昨日が選べたら」(辻一弘)「パンズ・ラビリンス」がノミネートされました。
受賞は「パンズ・ラビリンス」のダビ・マリティとモンセ・リベ。日本人受賞がかかっていましたが「パンズ・ラビリンス」のメイクアップはとても優れているので仕方がないでしょう。


<短編アニメ映画賞 : Best Animated Short Film>
ここで子役の登場です。アビゲイル・プレスリンとジェイデン・クリストファー・スミス(ウィル・スミスの息子)がかわいい会話を披露しました。
短編アニメを見る機会はあまりないのですが、実はアニメを何年もかけてコツコツと制作している人々がいます。かれらは商業的に利益を得ることはありませんが、多くの子供達に夢や希望を与えています。こういう一見地味な映像物をきちんと評価するシステムがあることを羨ましく思います。
ノミネート作品は「ザ・デニッシュ・ポエット」「リフテッド」「「マッチ売りの少女」「マエストロ」「熱血どんぐりハンター!」。今回は手書きアニメから3Dアニメまでアニメといっても様々な作品が集まりました。
受賞はこの中でもっとも原始的な手書きアニメである「ザ・デニッシュ・ポエット」のドリル・コーヴでした。


<短編実写映画賞 : Best Live Action Short Film>
引き続き2人の子役によりプレゼンテーションが続きます。
短編もあまり目にする機会がありませんが、最近だと日本ではショート・ムービー・フェスティバルが別所哲也によって毎年開催されていますので、ノミネート作品を見ることができます。また、近年動画のネット配信が普及したので、ネットでの視聴も可能になってきました。
ノミネート作品は「ちいさなビンタ」「義母帰る」「ヘルマー&サン」「ザ・セイバー」「ウエスト・バング・ストーリー」。
受賞は「ウエスト・バング・ストーリー」のアリ・サンデルでした。

●●● ELEMENTS & MOTION ●●●
映画の映像に会わせハリウッド・フィルム合唱団が、人の口だけで擬音を作り出しました。タイヤがきしむ音、風の音、飛行機のエンジン音、ダンス。まるで映画のサウンドエフェクツのような素晴らしいパフォーマンスでした。


<音響編集賞 : Achievement In Sound Editing>
スティーブ・カレルとグレッグ・キニアの登場です。二人は音響の仕事をセクシャルな表現で説明しました。彼ららしい面白い解釈です。
音響編集とは、映画が撮影された後に、映像に会わせた音響を付ける仕事です。ハリウッド映画のおおくは現場音をそれほど大事にしていません。よって、撮影された映像は無音の場合があります。あるいは実際に録音された音声が映像にあわないことがあります。スタッフは、映像にあった音を創作したり表現を変えて映画を盛り上げるのです。
ノミネートは「アポカリプト」「ブラッド・ダイアモンド」「父親たちの星条旗 」「硫黄島からの手紙」「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」。どの作品が受賞してもおかしくない力作揃いです。
受賞は硫黄島からの手紙のアラン・ロバート・マーレイとバブ・アスマン。第2次大戦の戦場の音は素晴らしかったです。


<録音賞 : Achievement In Sound Mixing >
プレゼンターはジェシカ・ビールとジェームス・マカヴォイ。
録音賞とは、Sound Mixingをするスタッフに送られる賞です。映画の音は沢山のトラックに分かれています。役者の台詞、効果音、現場音、音楽などです。これら時には100を超える音をまとめ上げ、観客に物語として聞こえるように整音をするのがSound Mixerの仕事です。
ノミネートは「アポカリプト」「ブラッド・ダイアモンド」「ドリームガールズ」「父親たちの星条旗「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」 。どの作品もMix作業はとても大変だったでしょう。私は「パイレーツ・オブ・カリビアン」のデイヴィ・ジョーンズのシークエンスのMixには驚かされましたので、この作品に受賞して欲しかったです。
受賞は「ドリームガールズ」のマイケル・ミンクラー、ボブ・ビーマー、ウィリー・バートン。撮影時に役者は唄っていないです。よって演技と別テイクで収録された音楽をMixするのはとても大変だったはずです。あの見事な感動作の裏で頑張ったスタッフに拍手を送りたいです。


<助演男優賞 : Best Performance by an Actor in a Supporting Role>
プレゼンターはレイチェル・ワイズ。
「リトル・ミス・サンシャイン」のアラン・アーキン。「リトル・チルドレン」のジャッキー・アールヘイリー。「ブラッド・ダイアモンド」のジャイモン・ハンスウ。「ドリームガールズ」のエディ・マーフィー「ディパーテッド」のマーク・ウォルバーグ。今回ノミネートされた役者は誰もが素晴らしい演技を披露しています。よって僅差で受賞者が決まったはずです。
受賞はアラン・アーキンでした。

●●●今回のアカデミー賞について●●●
アル・ゴアとレオナルド・ディカプリオの登場です。ご存じの通り「不都合な真実」で環境問題を訴えたゴアとプリウスに乗っているディカプリオです。二人は今回のアカデミー賞が省エネ基準に則り制作されていることをアピールしました。現在の深刻な環境問題をハリウッドは無視していないということです。京都議定書に調印していない数少ない国アメリカの問題を内側から提言しました。このような国内問題をきちんと扱うところがアカデミー賞らしい演出です。


<長編アニメ賞 ; Best Animated film>
プレゼンターは声優としても活躍するキャメロン・ディアス。
ウォルト・ディズニーが「白雪姫」で長編映画を作って以来、長い年月をかけアニメは成長してきました。今年は、セルからCGに作品が完全に移行してしまいましたが、ディズニーが大事にした暖かいストーリー作りは継承されています。
ノミネート作品は 「カーズ」 「ハッピーフィート」「モンスター・ハウス」。授賞式には各キャラクターが出演していました。このために制作されたCGです。
受賞は「ハッピーフィート」。はじめてピクサー が受賞できませんでした。

●●●特集: The Process ●●●
ベン・アフレックがプレゼンターです。彼はかつてアカデミー賞で脚本賞を受賞しています。皆さん、覚えていますか?そう、「グッドウィル・ハンティング」です。
今回の特集は脚本。映画に登場する様々な脚本家を見事に編集して1本のプレゼンテーションとしています。見直すと、こんなにおおくの脚本をテーマにした映画があったんだなあと感心してしまいました。「シャイニング」「バートン・フィンク」「エド・ウッド」「カポーティ」...数々の脚本を描いた名シーンが、脳裏に蘇ってきました。


<脚色賞: Best Adapted Screenplay>
ヘレン・ミレンとトム・ハンクスがプレゼンターとして登場です。
脚色賞とは、簡単に言うと原作や原案がある映画の脚本賞です。オリジナルのストーリーではないものを映画の脚本として完成させる仕事です。この仕事は簡単なように思われますが、実はかなりやっかいです。特に長編小説を2時間の映画にする場合は、原作を読んだ読者の期待を裏切らないようにしなければなりません。外国語映画をハリウッド版に作り替えるときは、どう変えるのかが問題となります。このような困難を超え、名作が誕生するのです。
ノミネート作品は、「ボラット」「トゥモロー・ワールド」「ディパーテッド」「リトル・チルドレン」「あるスキャンダルの覚え書」。
受賞は「ディパーテッド」のウィリアム・モナハン。これは予想通りの結果です。しかし、ヘレン・ミレンは原作を日本の映画と言ってしまいました。そんなわけはありませんね。


<衣装デザイン賞: Achievement in Costume Design>
プレゼンターは「プラダを着た悪魔」に出演したエミリー・ブラントとアン・ハサウェイ。映画と同様会場にいるメリル・ストリープにビクビクしながら進行します。それに応えるようにストリープも怖そうな顔つき。こういうリアクションがハリウッドらしくて面白いですね。
映画の衣装というのは、実際に売られている商品を使う場合もありますが、ほとんどは映画のために制作されます。よって、映画のテーマに合わせ監督と衣装チームが素材から作り上げているのです。今回ノミネートされた作品はどれも「プラダを着た悪魔」以外は一から作り上げています。
ノミネートは、「カース・オブ・ザ・ゴールデン・フラワー」「クイーン」「プラダを着た悪魔」「ドリームガールズ」「マリー・アントワネット」。今回は全ての作品で使われた衣装で映画の1シーンを再現して見せてくれました。ハイビジョン放送だと、衣装の素材まではっきりわかってとても興味深かったです。
受賞は「マリー・アントワネット」のミレーナ・カロネロ。一見地味な色を使い豪華な世界を作り上げていました。


<ジーン・ハーシェルト友愛賞>
トム・クルーズがプレゼンターとして登場し シェリー・ランシングを讃えました。
シェリー・ランシングは、映画界に入り製作エクゼクティブとしてキャリアを積みかねてきました。製作エクゼクティブとは、映画制作の現場で働くのではなく、スタジオの立場から制作費を投資したり回収したりするビジネスサイドの仕事です、よってハリウッドの表舞台にはあまり出てきませんが、彼らの仕事があって初めて映画の制作は成立しているのです。彼女は20世紀フォックスの社長に就任します。「クレイマーVSクレイマー」「評決」「9時から5時まで」「タップス」「炎のランナー」などの作品を手がけ、ただのエンターテイメント作品だけでなく人を考えさせるような作品にも注力してきました。その後、独立して「危険な情事」などを製作、 パラマウント に移ってからは「ミッション・インポッシブル」「フォレスト・ガンプ」 「タイタニック」 などに出資してきました。
ランシングはこの素晴らしいキャリアを捨て、現在は稼いだ金を慈善事業に使っています。癌研究に資金を拠出したり、教育費用を払えない親に変わってプログラムを運営したりしています。カリフォルニア大学では、奨学金制度を創設して学生をバックアップしています。また世界中の子供の病気を撲滅する活動にも参加しています。
映画業界で素晴らしい仕事をして数々の名作を世に送り出しました。そして今はそのとき稼いだ給料を慈善事業に使っているのです。通常は映画業界の内側にいるスタッフにしかしられていない彼女を、今回のアカデミー賞は表彰しました。そして、彼女を表舞台に立たせたのです。
ランシングは歳をとっていました。しかし、表情は非常に明るく力強かったです。「私は慈善活動を通じ、難病の治療方法を探そうと格闘している研究者と出会いました。かれらは注目されることなく静かに研究を行っています。でもいつも情熱と信念を持ってそれに取り組んでいるのです。私にとって彼らこそが本当の英雄です。ですから今回の賞は、そういう方々と一緒に受賞したいと思います。」このランシングのスピーチは今回一番心打たれた内容でした。

次回は、授賞式の後半をお伝えしたいと思います。お楽しみに!

<関連リンク>
第79回アカデミー賞授賞式 2/2

第78回アカデミー賞授賞式


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コメント 22

久々の更新だ。
日本人はみな外れましたね。ちょっと期待していて、Webでチェックしていました。
<ジーン・ハーシェルト友愛賞>というのがあるんですね。今まで見た記憶がありませんでした。
by (2007-02-26 20:12) 

DSilberling

nekoさん、こんにちは。
暫く海外に行っていたので更新が滞っていました。
ジーン・ハーシェルト友愛賞は不定期に行われる賞です。
その資質がある人が出てきたときのみ与えられます。
次回をお楽しみに!
by DSilberling (2007-02-26 20:19) 

naonao

アカデミー賞の詳細アップありがとうございます。
後半も楽しみにしてます!!
by naonao (2007-02-26 21:12) 

DSilberling

naonaoさん、こんにちは。
今回は「実は皆さんが知らないアカデミー賞」をテーマに書いていきますよ。お楽しみに!
by DSilberling (2007-02-26 21:35) 

coco030705

DSilberlingさんへ
私は生でアカデミー賞授賞式を見ることはできませんでしたが、
DSilberlingさんの記事で、まるで会場にいるような雰囲気を味わうことが
できました。ありがとうございます。次の記事も楽しみにしています。
by coco030705 (2007-02-26 22:12) 

DSilberling

cocoさん、お久しぶりです。次回もお楽しみに!
by DSilberling (2007-02-26 22:52) 

TaekoLovesParis

今朝、TVのモーニングショーで5分間だけの会場中継。「いよいよこれから皆さんが入場してきます。菊池さんはどこでしょう?」とレポーターが興奮して叫んでいるのを聞きながら、Silberlingさんは今年も速報を書いてくださる
かしら、、と思っていました。
くわしく書いてくださっているので、プレゼンテーターのようすを想像しながら読みました。映画は俳優がどうしても目だちますが、裏方の仕事が大変な
こと、技術がすごいことが、記事からわかります。
硫黄島が音響賞をとってちょっとうれしいです。
by TaekoLovesParis (2007-02-26 23:00) 

Labyrinth

Wow いつもながらの素晴らしい筆致!
情景が鮮やかに浮かびます。 わくわくしちゃいましたよ♪
後半も 楽しみにお待ちしておりま~す。
by Labyrinth (2007-02-26 23:25) 

アカデミー賞の詳細記事お疲れ様です。スゴイですね。
とても分かり易く、奥深い考察もされていて感服いたしました。
後半も楽しみにしています。
by (2007-02-26 23:29) 

花火師

発表があった途端、会社でここに見に来ました。
さすがに詳しく解説されててためになりました。ありがとうございます。
by 花火師 (2007-02-27 00:07) 

non_0101

こんばんは。
今年もこの記事を楽しみにしていました!
特に主要部門以外の賞はあまり馴染みが無いので
詳しいコメントがうれしいです。
長編アニメ賞は「カーズ」が取れなくて残念でした。
踊るペンギンの大冒険に負けてしまいましたね。
by non_0101 (2007-02-27 00:28) 

目の前の赤絨毯にハリウッドスターが舞い降りてきそうな記事です。
話題が濃すぎて、なんども読ませていただきます。
by (2007-02-27 07:01) 

DSilberling

Takoさん、こんにちは。
どうしても日本人が大きく報道されますが、映画人としては皆尊敬できます。菊池凛子は、今回ノミネートがラッキーだったと思います。
今後が楽しみですね。
by DSilberling (2007-02-27 07:23) 

DSilberling

Labyrinthさん、こんにちは。
次回お楽しみに!
by DSilberling (2007-02-27 07:24) 

DSilberling

kesoさん、こんにちは。
結果だけでは面白くないですからね。アカデミー賞の面白さは、受賞作だけではないんですね。
by DSilberling (2007-02-27 07:26) 

DSilberling

花火師さん、こんにちは。
後半はもっと詳細に書きますのでお楽しみに!
by DSilberling (2007-02-27 07:27) 

DSilberling

non_0101さん、こんにちは。一見地味な賞ですが、こういう賞が需要なんですね。受賞をしないスタッフ達にも拍手!です。
by DSilberling (2007-02-27 07:28) 

DSilberling

Ikesanさん、ありがとうございます。嬉しいです。頑張って後半を書かねば...
by DSilberling (2007-02-27 07:29) 

たいち

私は残念ながらライブで授賞式を観ることが出来ませんでした。多くの方のコメントにあるように、素晴らしいブログを有り難うございます。まるでライブで観ているような錯覚に陥ったのは私だけではないでしょう。それに加えて周辺情報を丁寧に書いていただき大変参考になりました。このブログを知人にも知らせてあげようと思っています。
by たいち
by たいち (2007-02-27 13:41) 

DSilberling

たいちさん、評価ありがとうございます。
一人でもおおくの方に映画の面白さをお伝えできればと思い始めたこのブログ、予想外の反応に驚いています。
後半もお楽しみに!
by DSilberling (2007-02-27 23:14) 

ジジョ

すごいー☆他のどの記事よりもステキで、
じっくり読ませていただきました(^-^)
あまり注目されない小さな賞にこそドラマがありますね☆
後半も読ませていただきます!
by ジジョ (2007-03-01 01:12) 

DSilberling

ジジョさん、ありがとうございました。
褒めていただき嬉しいです。
by DSilberling (2007-03-01 08:48) 

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