ヒノキオ [日本映画]
HINOKIO (2005)
もしも遠隔操作のロボットを使い、その人の想いを伝え人間関係の断絶を修復することができたり、成し遂げることのできなかったことを達成できたとしたら・・・。そんな、現実社会でこれから起こり得るコミュニケーションを描いた感動的な物語。
この映画で一番評価できるのは、なんといってもロボットの合成だろう。見た人は誰でも今までの世界中の映画で体験したことのない不思議なリアル感を感じるはずだ。登場するヒノキオと呼ばれるロボットはリアルサイズの人形とCGで作られているのだが、どのカットがCGで、どのカッとが人形なのか全く区別がつかない。さらに映画を15分も見ていると、そこにヒノキオというロボットがいるとしか思えなくなってしまうのだ。このリアルさはハリウッドの映画でも実現していない。例えば「I, Robot」のサニーはやっぱりどうみてもCGだ。「スターウォーズ」ですら、CGはCGだと思う。しかし、ヒノキオは、どうみてもそこにいるのだ。この不思議な感覚は是非映画で体験してもらいたい。
残念なのは、ストーリー。あまりにもおおくの要素を取り入れてしまい、ストーリーの根幹が揺らいでしまった。とくにゲームのシークエンスは丸ごとカットすべきだと思う。主人公と友達の友情(愛情)をテーマにストーリーを展開すればきっと歴史に残る名作になっただろうと思うと非常に残念だ。
こんにちは、『HINOKIO ヒノキオ』コメントありがとうございます。予告編が面白そうだったので、楽しみです。
by (2005-06-25 11:46)
とにかく合成が素晴らしいです。是非見てください。
by DSilberling (2005-06-25 13:44)
こんにちは。TBさせてもらいました。
おっしゃるとおり、ゲームのサブストーリーはちょっと余計だと思いました。
ホント友情にテーマをおけばもっともっといい作品になったと思います。
by コザック (2005-07-24 16:21)
コザックさん、TBありがとうございます。これらからもよろしくお願いします。
by DSilberling (2005-07-27 11:20)