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スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナース [スターウォーズ]


Star Wars Episode 1 Phantom Menace

遂に製作が開始されたプリクェールの第1作であり、全9作のスターウォーズ・サーガの第1作でもあります。
この映画は、公開時に賛否両論が巻き起こりました。期待していた内容ではない、いやいや面白い...

この映画はどの視点で見るかにより意見が分かれるでしょう。ファンならば、細かな設定をすんなり受け入れるはずです。しかしそれほど「スターウォーズ」ユニバースに興味のない人は否定的な意見に偏りがちです。
それもそのはず、この映画には1人の主人公が登場しません。主人公といえるのはアナキンであり、オビ・ワンでありクワィでありアミダラであるのです。これでは誰に感情移入して映画を見れば良いのかわかりません。この辺りがこの映画の持つ問題点でもあります。

しかし、ルーカスはこのリスクをあえて犯していると考えることが出来ます。彼ら主人公達の若き日々をきちんと描いておかなければ、後のエピソード2、3が成立しないのです。そしてその後の話となるエピソード4、5、6も成立させなければなりません。ルーカスはエピソード1に全てのリスクを負わせているのです。

よって、その後のエピソード2、3はストーリー展開が分かりやすく主人公に感情移入できる展開となり、エンターテイメント性が強くなります。

ひとつだけ、ルーカスが予期しなかったことは、ジャー・ジャー・ビンクスの不人気です。ファンからも不評だったため、エピソード2以降はビンクスの役割は一気に縮小します。

映画は世界的に大ヒットしました。日本での評価は厳しいものでしたが100億近い興行収入をたたき出しました。


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